中国企業の畜産買収攻勢で波紋 大手商社が警戒、優良物件で争奪戦 (2/4ページ)

2013.12.30 06:10

 共同で安心・安全な豚肉販売を強化しようと意気込む。三菱商事も中国食糧最大手のコフコや伊藤ハム、米久と中国で豚肉の生産事業に参画。2017年までに約1250億円を投じ、食肉や加工食品事業を拡大し、巨大市場を取り込む構えだ。

 これまで中国は、畜産自給を国策として、飼料向け穀物確保は輸入と海外の農地取得で動いてきた。

 だが、穀物輸入が急増する中、飼育に必要な水不足もあり、「海外の牛肉や豚肉農場の買収で安定供給を図る戦略に転換した」(大手商社)。海外に供給先を求めるのは、上海市の川で大量の豚の死骸が発見されるなど中国の消費者が国内業者に不信感を持っている事情もある。今後、ブラジルやニュージーランドなどで牛肉や豚肉の生産拠点確保を加速するとの見方が強い。

最大顧客が日本だっただけに、日本企業に衝撃が走った

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