60代以上が7割
「勤務中は思い切り仕事をして、帰宅後は家事に追われず子供と十分触れ合ってほしい」。そう話すのは、2013年7月に事業を始めた家事代行サービス「かじワン」(東京都台東区)の有我昌時社長(73)だ。
1都3県で展開し、現在約150の家庭から掃除や洗濯、料理などの家事代行や子供の世話を請け負っている。病児保育や習い事の送迎など子育て世代向けのサービスを拡大。利用者の40%は共働き世帯で、年代別では30~40代が65%を占める。
家事代行料の相場は関東地域で1時間当たり3000~5000円程度とされるが、同社は1980円。入会費や年会費もない。低料金を実現できた秘密は人件費の安さにある。200人のスタッフは、主に年金で生活する60代以上が7割以上を占める。丁寧な仕事ぶりも好評で、利用した人の9割がリピーターという。