主な外資系高級ホテル【拡大】
さらに3月にはこれまで高級ホテルの“空白地”だった大阪市内の天王寺・阿倍野地区に、大阪マリオット都ホテルが登場する。
国内随一の観光地でありながら高級ホテルが少なかった京都でも今年から来年にかけて、「ザ・リッツ・カールトン京都」と「フォーシーズンズホテル京都」という外資系高級ホテルが相次いで開業する予定で、まさに進出ラッシュの様相を呈している。
高い潜在能力
関西は京都や奈良など歴史・文化遺産が集中する観光都市を持つ国内屈指の観光エリア。関西国際空港が格安航空会社(LCC)の増便や新規就航を通じ、関西への表玄関としての存在感を増す中、外資系高級ホテルを中心に、関西の潜在能力の高さに目を付け、海外からの観光客、特に富裕層の受け皿を目指していることが進出ラッシュの要因となっている。大阪マリオット都ホテルは外国人利用者を全体の3割とする目標を掲げているほどだ。
24年の訪日外国人の都道府県別訪問率は、大阪府が24%と東京都(51・3%)に続く2位。訪日外国人の4人に1人が大阪府を訪れたことになる。京都府は3位の17・3%と高い水準を保っており、「外国人に根強い人気を誇る」(政府観光局)ことも関西の潜在力の高さを物語る。