佐藤みずほ銀頭取、退任で暴力団融資問題に「けじめ」

2014.1.23 20:11

記者会見に臨む林信秀・次期頭取(現・副頭取=右)。手前は佐藤康博・現頭取=23日午後、東京都中央区・日銀本店内の金融記者クラブ(大橋純人撮影)

記者会見に臨む林信秀・次期頭取(現・副頭取=右)。手前は佐藤康博・現頭取=23日午後、東京都中央区・日銀本店内の金融記者クラブ(大橋純人撮影)【拡大】

  • 記者会見に臨む林信秀・次期頭取(現・副頭取)=23日午後、東京都中央区・日銀本店内の金融記者クラブ(大橋純人撮影)

 みずほ銀行の佐藤康博頭取(61)は23日、4月1日付で退任し、後任に林信秀副頭取(56)が昇格する人事を発表した。夕方に会見した佐藤氏は、銀行の持ち株会社、みずほフィナンシャルグループ(FG)の社長とグループCEO(最高経営責任者)は続投するが、銀行の頭取を退くことで、2度の行政処分を受けた暴力団融資問題に「けじめ」をつけると話した。

 佐藤氏は会見で、FGと銀行の「役割を明確化する」と述べた。持ち株会社と傘下銀行のトップを分離することで、ガバナンス(企業統治)機能を強化する。

 その上で「個人として(暴力団融資問題で)社会を騒がせたことに対するけじめもある」と語った。

 佐藤頭取は今月17日の業務改善計画提出に伴う記者会見では頭取辞任を否定していたが、「17日の時点では後任が決まっていなかった」と釈明した。

 林副頭取は「傷ついたみずほブランドを再構築する」と抱負を語った。林氏は旧富士銀行出身で、主に国際部門を歩んできた。みずほグループは富士、第一勧業、日本興業の旧3行によるポスト争いが、経営を混乱させてきた。林氏は「旧3行を意識したことはない」と強調した。

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