居酒屋で「酎ハイブーム」が起こった時代(写真)に生まれた缶酎ハイ。市場は右肩上がりを続けている。【拡大】
「様々な酎ハイを味わいながら、理想的な味を求めて試作を繰り返した」(担当者)という。苦労の末に発売された「canチューハイ」は、新製品発表会の翌日から注文が殺到した。
以来、タカラcanチューハイは250ミリリットル缶で160円という割安な価格(販売当時は140円)や、すっきりとした味わいが人気を集め、ロングセラー商品に。平成25年10月までの累計販売数は約1億2千万ケース(1ケース250ミリリットル缶24本)で、本数にして約29億本に上るという。
酎ハイ“戦国時代”
タカラcanチューハイが生み出した缶酎ハイ市場は、焼酎メーカーなどが次々と参入し、順調に拡大。その牽引(けんいん)役はタカラcanチューハイと、東洋醸造(現旭化成ファーマ)が発売した「ハイリキ」(現在はアサヒビールが販売)だった。