居酒屋で「酎ハイブーム」が起こった時代(写真)に生まれた缶酎ハイ。市場は右肩上がりを続けている。【拡大】
宝によると、最近の缶酎ハイのトレンドは、アルコール度数が高くて甘くない「辛口・ドライ系」。「食事と一緒に楽しめる辛口のチューハイが市場で存在感を増している」(担当者)という。
一方、「『強め志向』と『甘さ志向』の二極化でファン層が広がっている」(サントリー)とみる向きもあり、缶酎ハイ市場の裾野の広さと、さらなる市場拡大の余地があることを物語っている。
今後も多彩な商品が相次ぎ投入され、缶酎ハイ市場の競争が激しさを増すのは必至。「缶酎ハイでお酒に興味を持つ人が増えてくれれば」(関係者)と、酒類市場回復の“切り札”として期待する声も上がり始めている。(中村智隆)