21日にネットテレビ事業を米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズに売却すると発表した。17日には世界の従業員の5%にあたる約5千人を削減すると表明し市場を驚かせた。
16日発表した昨年10~12月期決算は8四半期ぶりの増収増益となった。クルザニッチ氏のてこ入れが徐々に実を結びつつあるとの見方もあるが、売上高も利益も市場予想を下回り、成長路線にはほど遠い。
パソコン向け事業でインテルと長年タッグを組んできた米マイクロソフトも、パソコン向けソフトへの依存から脱却すべく構造改革を急いでいる。
米アップルや米グーグルなどライバルのIT大手は市場の変化に即した製品開発で先行しており、インテルが巻き返すのは容易ではない。