国内メーカーのレンズ交換式デジカメ出荷台数【拡大】
カメラ映像機器工業会によると、国内メーカーの13年の出荷台数はレンズ交換式の約8割を占める一眼レフが14.7%減の1382万台で、カメラ内部に反射鏡がないミラーレスも16.4%減の330万台。出荷先でみると27.4%増の国内向けに対し、市場規模が大きい海外向けが19.3%減と大幅に落ち込んだ。同工業会は14年もレンズ交換式は海外向けの減少が続き、全体で2.3%減の1670万台を見込む。
画質より手軽さ
業界では当初、「アベノミクス」効果を背景に国内向けが好調だったこともあり、海外も景気が持ち直せば販売が回復するとの見方が少なくなかった。だが、景気が思わしくない欧州だけでなく、回復傾向の米国やアジアでも前年割れに終わった。キヤノンの田中副社長は「景気低迷の長期化で消費者の行動が変化したのではないか。(購買商品の)優先順位でトップではなくなった」と分析する。