中国に進出したのは1998年。蘇州に製造販売会社を設立した。日本で主流のジャポニカ米に特化した自脱型コンバイン(刈り取り機)は丈夫で収穫のロス率が低く、日本流の充実したアフターフォローで、一気に人気が広がった。
中国市場でのシェアは5割を突破。売上高も2010年に約30億元、12年には約36億元(約600億円)まで達している。次に狙うのは、中国で主流の普通型コンバインでのシェア獲得だ。
クボタのシェア拡大を大きく支えた背景には、13億人の食糧問題を抱える中国政府の後押しがある。中国では経済政策が地方の首長の「評価」でも最重要視される。地域にどれだけ優良企業を誘致し、経済効果をもたらしたか-は、首長の出世を左右する。