KDDIとクラウドサービス専業ベンチャーのランサーズ(東京都渋谷区)は18日、中小企業の事業拡大やコスト削減などの業務支援事業を共同で推進すると発表した。KDDIの中小企業向け業務支援サービスと、ランサーズが提供するクラウドでの業務受発注システムを連携し、中小企業のニーズにきめ細かく対応していく。
クラウドソーシングとは、インターネットを利用して不特定多数の人に業務を発注したり、受注者の募集を行う仕組み。そのような受発注ができるサービスが増えており、中小企業やベンチャーで注目されている。
ランサーズのクラウドソーシングサイト「ランサーズ」は、2008年に国内で初めてクラウドソーシング専業としてサービスを開始し、エンジニア、デザイナーから主婦、学生など26万人超の会員を抱え、オンライン上で70分野以上の仕事の受発注ができる。