ローソンは記録的大雪で物流がストップした山梨県にヘリコプターで即席麺を配送した=18日、山梨県甲斐市(日本航空学園提供)【拡大】
ローソンも18日、ヘリコプターで山梨県に即席麺4000個を配送した。同社では溶けた雪による浸水で埼玉、茨城両県で3店舗が休業しているが、中央自動車道の通行止めが解除されたこともあり「前日よりもスムーズに配送ができ、商品が店舗に届きつつある」(広報)という。
ファミリーマートも長野県内の店舗向けにヘリでおむすびとパンを計4800個を配送。長野県内に弁当などを供給する工場を首都圏から東海や北陸地方に切り替えて対応している。
一方、20日には再び降雪の恐れがあるとして、流通各社は食料品の買いだめや雪かき商品の品ぞろえを再度、強化している。今月2度目の大雪となった14日には前日に大手スーパーで野菜などを買いだめする動きがみられたという。