中期経営計画には金融事業の収益向上策として、かんぽ生命保険が4月に発売する学資保険の新商品の拡販も盛り込んだ。郵便事業では、小型運送サービス「ゆうパック」の取り扱いを13年度見込みの4億1300万個から5億個に拡大するほか、配達サービス「ゆうメール」は32億1300万個から40億個に伸ばす。
ゆうちょ銀行は16年度末の総貯金残高について、13年度度末見込みの177兆8000億円から6兆円増やし、183兆8000億円を目指すとした。住宅ローンなどの新規の融資業務は金融庁の認可のめどが立たないことから、計画に盛り込まなかった。
都内で記者会見した西室泰三社長は「世界にも類をみない郵便局ネットワークで、郵便局を通じたトータル生活サポート企業を目指す」と述べた。上場計画については「来年春までに準備をし、いつでも上場できる態勢にする」と、従来の方針を改めて説明した。