試行錯誤の結果、iVIS miniは設置が手軽な置き撮り型とした。撮影角度が調整できるスタンドを内蔵し、三脚を用意する手間も省いた。
超広角レンズを搭載し、動画撮影時の対角画角は最大約160度(静止画撮影は約170度)。スタジオやキッチンなど狭い空間も隅々まで画面に収まる。被写体でもある撮影者が構図を確認できるよう、2軸構造の液晶画面が回転する。この液晶は常にレンズの真上にあるので、確認しながらの撮影でも目線がずれることがない。
演奏シーンなどの撮影ニーズを踏まえ、より臨場感ある高音質での録音ができるよう、ステレオマイクを採用した。オプション製品の防滴ケースに収めても、音質はほとんど損なわれることはないという。
ダンスの振り付け練習に便利な左右反転再生、スポーツのフォーム確認に適したスローモーション撮影といった機能もある。Wifiに対応しているため、動画を交流サイト(SNS)にアップしたり、本体をスマートフォン(高機能携帯電話)で遠隔操作するといった使い方も手軽にできる。