今月7日に全面開業した高さ300メートルの超高層ビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)は、横浜ランドマークタワー(296メートル、横浜市西区)を約4メートル上回り、約21年ぶりに日本一高いビルの記録を塗り替えた。だが、世界の高層ビルランキングでは、ハルカスは75位。現在計画中の超高層ビルにはなんと高さ1千メートル級のものがあり、世界的には「1千メートル」の時代が迫っているのだ。
世界1位は高さ828メートル
国際NPOのCTBUH(高層ビル・都市居住協議会、本部・米イリノイ州)によると、世界の高層ビルの高さランキングで「あべのハルカス」は、75位に入った。これは韓国・釜山にある世界で2番目に高い超高層マンション「斗山(ドゥサン)ウィーブ・ザ・ジェニス」など、アジア・中東にある3つのビルと同じ高さだ。
現在「世界で最も高いビル」は、2010年に完成した中東・アラブ首長国連邦のドバイにある「ブルジュ・ハリファ」で、高さ828メートル。163階建てで、アルマーニが運営するホテルをはじめ、マンション、オフィスなどを備えた複合ビルだ。産油国の富を示す象徴的なビルといえる。