CTBUHによると、2019年の完成を目指し、現在建設が進むサウジアラビア・ジッダの超高層ビル「キングダム・タワー」は、高さ1千メートルという大台突破を計画。同国の王族系企業、キングダム・ホールディング・カンパニーが推進するプロジェクトで、建設費は46億サウジリヤル(約950億円)。167階建てで、マンションやホテル、オフィスが入居する複合ビルになる予定という。
このタワーには「マイル・タワー」との別名があり、実は当初は1マイル(約1600メートル)の高さを目指す計画だった。だが地盤調査などの結果、高さ1千メートルに変更。同様に1千メートルを超える超高層ビルの建設計画はこれまでも浮上したが、具体化には至っておらず、現状ではキングダム・タワーが5年後にも「世界一」となる見込みだ。
また、中国では高さ600~700メートル級の超高層ビル建設計画が目白押しで、少なくとも4カ所で計画が進行中。実現すれば、数年後には中国勢が世界の高層ビルランキングの上位を“独占”する。韓国も首都・ソウルにホテルやオフィスが入る複合ビル「ロッテ・ワールド・タワー」(高さ555メートル)の建設を進めており、2016年の完成を目指している。