Q MSはどのような対策を取っているのか
A 一時的に呼び掛けているうちの一つにIEのシステムからの分離がある。ほかには、攻撃対象となる情報を消す機能、外部からの侵入を素早く検知する機能の導入を勧めている。ただ基本ソフト(OS)によっては適用できないものもあるほか、一部で使用できなくなる機能もある。MSは欠陥を修正するプログラムを提供する準備を進めている。完成した段階で即座に提供する方針だ。
Q ほかの回避策は
A ネット閲覧ソフトはほかに米モジラ財団の「ファイアフォックス」や米グーグルの「クローム」などがある。IEの危険性を感じ、これらのソフトを使う利用者が増えている。ただ利用環境によって、これらのソフトで閲覧できないアプリケーション(応用ソフト)などもある。