コーヒー各社乱戦 高価格、コラボ店舗…コンビニと差別化加速 (2/4ページ)

2014.5.10 07:40

 オフィス街や繁華街の従来店舗と異なり「近隣住民にくつろげる空間を提供する」というコンセプトで住宅街に出店するインスパイアードは都内で3店舗に増え、人気を集めている。

 タリーズコーヒージャパンは今年2月、東京・表参道にオープンした旗艦店に産地別のコーヒーを専門のアドバイザーが客の好みを聞きながら提供する「シングルオリジン」カウンターを設置した。1杯580~800円と高めだが、「1杯当たりの豆の量は他店の倍以上。生産者の情熱を感じてほしい」(同社広報)。来客数も順調に伸び、同様の店舗を増やす検討も進めているという。

 コーヒー卸大手のキーコーヒーは4月、3種類の新コンセプト店を一気に開店した。川崎市・武蔵小杉にはチョコレートケーキなどで有名な「トップス」と、独自のコーヒー豆熟成方法“氷温熟成”をネルドリップで提供するキーズカフェのコラボ店「キーズカフェ トップス」の1号店をオープンした。

 また、キーコーヒー傘下のイタリア料理チェーン、イタリアントマトによる新業態カフェ「ファリ・ブール」の初の店舗を東京駅八重洲地下街にオープン。ハンドドリップコーヒーにキッシュやタルトを豊富に取りそろえた。カナダ発のカフェ「ブレンズコーヒー」のフランチャイズ展開に向けたモデル店もグループ会社が東京・田町に出店。エスプレッソの表面にミルクで絵を描く“ラテアート”の模様を客に合わせて作るのが特徴だ。

新たな提案で一層の需要を開拓しようという各社の思惑

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