コーヒー各社乱戦 高価格、コラボ店舗…コンビニと差別化加速 (3/4ページ)

2014.5.10 07:40

 キーコーヒーの小沢信宏取締役は「グループの飲食ノウハウやリソースを有効活用し、他企業のブランドとの連携で価値を高めることができる」と、同様の店舗を拡充する方針を示す。

 競争激化し市場拡大

 コンビニコーヒーの躍進もあり、コーヒーの国内消費量は13年に前年比4.3%増の約44万6000トンと過去最高を記録。帝国データバンクによると喫茶店を経営する全国1097社の12年度の売上高合計は前年度比4.3%増と2年連続で伸びた。「業種・業態の垣根を越え、さまざまな場所でコーヒーが提供され、飲用する機会が増えてきた」(小沢氏)

 高価格帯のこだわりコーヒーやコラボ店舗などの増加も、低価格コーヒーに対抗するというよりは、「国民的飲料になってきた」(業界関係者)というコーヒー人気の高まりを機に、新たな提案で一層の需要を開拓しようという各社の思惑が強い。

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