米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)の大量リコール(回収・無償修理)問題の出口が見えない。雪だるまのように膨れ上がるリコール台数は全世界で1500万を突破。取引先離れも進み、業績は危険水域に近づいている。
追い打ちをかけるように、当局や議会はGMの過失をあぶり出そうと追及を強め、GM社内もキーマンとされる調査担当者の不可解な異動が相次ぐなど動揺している。騒動は底なし沼の様相を呈し始めた。
部品業者が最低評価
日本ではあまり報じられていないが、米自動車業界で最近発表されたあるリポートが波紋を広げている。
米調査会社プランニング・パースペクティブが米自動車部品サプライヤー(供給業者)を対象に毎年行っている調査のことだ。それによると、完成車メーカー上位6社を対象にしたイメージ調査でGMは最下位に沈み、2008年から最下位が「指定席」だったクライスラーが5位に浮上したのだ。