カジュアル衣料大手「ユニクロ」を運営するファーストリテイリングが、秋冬ものの値上げを明らかにするなど、企業からもデフレ脱却の兆しが見える。
ただ、財務省と内閣府が発表した法人企業景気予測調査では、4~6月期の大企業全産業の景況判断指数が1年半ぶりにマイナスに沈んだ。4~6月期の前期からの下落幅(マイナス27・3ポイント)は過去最大で、企業の警戒感は根強い。
7~9月期にはプラス13・4と急回復する見通しだが、野村証券の水門善之エコノミストは「テレビなどの耐久消費財を中心に反動減から物価上昇ペースが鈍化し始めた」と指摘した。