国別に打っていた広告を全世界で統一
もうひとつはレクサスのデザイン展です。デザインを通じてライフスタイルをより豊かに変えていくというコンセプトで、昨年は伊東豊雄さんと、お弟子さんの平田晃久さんが出展。今年は、米マサチューセッツ工科大学でデジタル技術の研究を行うMITメディアラボの石井裕教授のグループと、デザイナーの田村奈穂氏、イタリア人デザイナーのファビオ・ノヴェンブレ氏が作品の展示を行いました。この3人に「アメージング・イン・モーション」(あらゆる動きのなかに期待を超えた驚きと感動がある)というレクサスのテーマを形にしてもらいました。ある意味でデザインのオリンピックですね。
あと、グローバルキャンペーンといって、これまでは各国別にレクサスの広告を打っていましたが、現在はテーマを「アメージング・イン・モーション」のひとつに絞って、世界中で同じ広告になっています。
こういうことをずっと続けながら、かっこいいと言われている人たちが振り向いてくれて、逆に彼らも提案してくれるという相乗効果が生まれてくるといいですね。