《日本原電への負担金支払いなどに関する質疑が終わったあと、森詳介会長が次の男性を指名。弁舌滑らかに話し出した男性、筆頭株主、大阪市の橋下徹市長だ》
橋下市長「壇上にいる人たちは経営陣として失格。すぐに退陣してください。また、(電力)自由化に耐えられる会社ではないですよ。この会場内に関電の労組が入っているんですか。あんな役人答弁のような経営陣の答弁に拍手するなんて。もっと市場競争に耐えられる会社に、なってほしい。今日は、物言う株主になりますよ。本日の答弁によっては、大阪市は関電の全株式を売却したい」
《株式の売却にまで言及した橋下市長。さらに質問は続く》
橋下市長「筆頭株主に対して、質問時間が3分とはなめた対応ですね。2年前、私はこの場で、原発は将来動かないですよ、と言った。でも、あなたがたがは何もやらなかった。私はだてに市長をやっていない。42歳で市長。将来予測をしないとできないことです。私は、国政政党も率いている。あなたがたより将来予測できる。日本では将来、原発は動かない。私は市民運動家として言っているのではない」