広瀬社長 「ご迷惑をおかけし、この場を借りて深くおわび申し上げます。廃炉、汚染水対策には国内外の英知を結集。長期にわたる作業を着実に進めていきます」
《報告終了後、数土会長は広瀬社長が報告した特別利益の額を訂正するなどサポート。議案は株主から10、会社側1。すべて上程して、その後に質問をまとめて受けたいとの考えを示すと、反発が出た》
株主 「一括提案は乱暴な議事進行だ。新総合特別事業計画では、国から資金が注入されるが、これは国民の税金から支払われる。福島第1の凍土壁工事も困難とも報じられている。核燃料の処理の問題もある。全国民が注目している。ひとつひとつを丁寧に論議してほしい」
数土会長 「議案は相互に関連しているので、一括上程のほうが、より有機的な質疑ができると思うが、どうか」