《拍手とやじが飛び交う中、個別審議に反対する意見が多数のため、議案の補足説明に移った。脱原発を訴える有識者3人の取締役選任を求める株主が発言した》
株主 「福島事故では、報道されている『吉田調書』でも明らかになったとおり、ほとんどの作業員が事故現場から逃げ、取締役は他人事だった。原発事故に対応できる人はいないのが明らかになった。自分だけ船から逃げ出す取締役はいらない」
《制限時間を超えて東電批判を続ける株主。数土会長は「説明は短縮してください。係員の方、マイクをお止めください」と語気を強めた。その後、原発停止や核燃料再処理事業からの撤退を盛り込んだ定款変更を求める議案の補足説明が行われた》