全国の空き家の数と空き家率【拡大】
シェアハウスの利点について、日本シェアハウス協会の山本久雄代表理事は「入居者は一般の賃貸住宅に比べて経済的な負担が軽くて済む。一方、持ち主も毎月安定した家賃収入が得られる」と強調する。
空き家は増加の一途をたどっている。5年ごとに行われている総務省の住宅・土地統計調査によると、全国の空き家の数は08年に757万戸と、03年から約15%増加。総住宅数に占める空き家の割合を示す空き家率も1998年に初めて1割を超え、2008年には13.1%に上昇した。今月下旬に発表される13年時点の調査では空き家は800万戸を超えているとみられる。
宿泊サイト運営の「とまれる」(東京)は不動産仲介のエイブルと組み、訪日外国人客ら旅行者が賃貸住宅の空き物件に泊まれるよう、旅行者と物件所有者を予約サイトで結ぶ新サービスを今秋にも始める。旅館業法の適用が除外される国家戦略特区の規制緩和を活用。日本の生活を体験したい訪日客の希望に応えるとともに、空き物件の有効活用で所有者の収益機会も増えるとにらむ。15年3月末までに3000件の物件登録を目指す。