三菱商事は8日、民主化が進むミャンマーでブリヂストン製タイヤ事業に参入すると発表した。包括提携する現地のSPAグループと組み、ブリヂストングループのタイヤ販売や販促支援の合弁会社を設立し、中間層が増える人口約6300万人の成長市場を開拓する。
同国では、外資が参画する合弁会社は販売支援しか認められていないため、今後、正式に販売権の認可を取得したい考え。
ミャンマーでは、台数が多い中古車でタイヤの交換需要が見込め、年間100万本の市場は年率10%前後で拡大している。日本やタイで生産した高品質の乗用車用やトラック・バス用タイヤを拡販する。
このほど設立した新会社は「ファーストジャパン・タイヤ・サービシズ」で、資本金は約7000万円。三菱商事が70%、SPA傘下の自動車関連会社のミャンマー・モーターズが30%出資した。三菱商事はブリヂストンとタイ、ベトナム、マレーシアでタイヤ製造や販売の合弁事業を手がけている。