一方、シャープは2年前に人工知能「ココロエンジン」を搭載したロボット掃除機「ココロボ」を発売した。ごみがたまると、「苦しい」と人間のような声で答える機能もあり、高齢者から親しみやすいと評判で1年間で10万台販売した。昨年、インターネット経由で運用するクラウドと連携し、機能を向上させた。
NECもクラウドと連携した見守りロボット「パペロ プティ」を開発し、家庭への普及を目指す。
さまざまな企業がロボット事業に参入する中で、台風の目となりそうなのがソフトバンクだ。来年2月に発売する「ペッパー」は、パートナー企業にアプリケーション(応用ソフト)を開発してもらい、より人の感情を理解できるようにしたい考えだ。
かつて、ソニーのペット型ロボット「AIBO(アイボ)」がブームとなったが、製造コスト面から撤退を余儀なくされた。ただ、最近では人工知能の発達やクラウドとの連携でロボットの回答の幅も広がり、より人間に近くなってきた。
国内では現在、人手不足の問題が懸念されており、さまざまな分野でロボットの活用が期待される。