新日鉄住金は22日、日鉄住金テクノロジーなど子会社3社の鉄道関連事業を2015年4月をめどに統合・再編すると発表した。鉄道部品の保守装置関連事業を1社に集約し、新日鉄住金が手掛ける車軸や車輪などの販売拡大を目指す。
対象は、鉄鋼材料の試験や鉄道保守装置の販売を手掛ける日鉄住金テクノロジーのほか、保守装置を製造する日鉄住金関西工業と、製鋼所の製造装置をつくるカントク。再編では日鉄住金テクノロジーから鉄道部品の保守装置の販売部門を切り離し、日鉄住金関西工業を受け皿とする新会社に集約。日鉄住金関西工業は車部品などの金型製造事業を、カントクのつくる新会社に引き渡す。
新会社の社名などは今後詰める。新日鉄住金によると、今回の再編に伴う人員削減や拠点の統廃合は計画していない。
新日鉄住金は鉄道の車輪や車軸で国内トップシェア。グループ一体で、鉄道整備の需要拡大が期待されるアジアなどで販売拡大につなげる考えだ。