燃料電池車「700万円はまだ高い」 トヨタ開発責任者・田中義和氏に聞く(2) (3/5ページ)

2014.8.11 07:01

「トヨタFCV」と開発責任者の田中義和氏=愛知県豊田市

「トヨタFCV」と開発責任者の田中義和氏=愛知県豊田市【拡大】

  • トヨタ自動車のエンブレム
  • トヨタの燃料電池自動車(FCV)開発責任者、田中義和氏=愛知県豊田市
  • 大きなサイドグリルが印象的な、トヨタの燃料電池自動車=愛知県豊田市
  • 「トヨタFCV」のリアコンビネーションランプ=愛知県豊田市
  • JX日鉱日石エネルギーの「東京・杉並水素ステーション」=東京都杉並区
  • 東京・杉並水素ステーション=東京都杉並区

FCVが出来たからといってガソリン車がなくなるわけではない

 --代替エネルギーの使用を急ぐなど「省石油・脱石油」に注力するトヨタにとって、FCVへのシフトに伴いガソリン車の開発はどうなるのだろうか。

 「FCVが出来たからといってすぐにガソリン車がなくなるというわけではありません。結局ガソリンって、あれだけの体積であれだけのエネルギーを持つ便利な燃料なんです。そのエネルギーを大事に使っていくことが重要です。それは燃費改善やハイブリッド車を広めるということ。クルマが十分に走っていない国もありますし、そういう地域にハイブリッド車などを手の届く価格で届けるのも大事な役割としてあります」

 「一方で、PHVのようなハイブリッド技術を使いながら、電気を使える技術も大事なので、それも引き続きやっていきます。ただ、ハイブリッドは十数年前に始めて、やっとメーンプレーヤーになってきた。やはり時間はかかるんです。だから次の100年のために今やっておかないと始まらない。じゃ、今やったらすぐに広まるかというとそんなに甘いものだとは思っていないですし、(6月25日のFCV発表会で加藤光久副社長が述べたように)長いチャレンジの始まりなんです。最初が肝心なので、ある程度勢いを持たないとしぼんでしまう。やはりステーションが増えるきっかけをしっかりと作って、それが10年、20年かかるかも分かりませんが、将来に向けて今からやっていきます」

エコカーはまだひとつには絞れない

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