ハム・ソーセージでは、7月に値上げした日本ハムや伊藤ハムに続き、今月1日には丸大食品が134品目の容量・納入価格を改定。プリマハムも取引先との交渉を進めており、各社の値上げ幅は10%前後に上る。
ただ、原料の高騰分をすべて価格転嫁するのは難しい。崎陽軒(横浜市)は全76品目のうち豚肉の量が多い37品目を6年ぶりに値上げし、「特製シウマイ(6個)」は670円から700円とした。それでもコスト増を吸収しきれず「平成27年2月期は大幅減益の見込み」(広報担当者)と嘆く。
日本チェーンストア協会によると、1~6月の全国スーパー売上高は前年同期比横ばいだったが、このうち畜産品は豚肉の高値を背景に5%増だった。豚肉価格の高止まりが長引けば外食やメーカー各社で値上げの動きがさらに強まる可能性もある。(山沢義徳)