丸紅と豊田通商は11日、米電力会社と組み、米国で大型ガス火力発電所の建設と運営に参画すると発表した。
建設するのは、首都ワシントン近郊のメリーランド州の「セントチャールズ発電所」。発電容量は約72万キロワットで総事業費は約800億円。
運営会社の出資比率は丸紅50%、豊田通商25%、米電力会社のCPVが25%。多くは借り入れで賄い、2017年中の商業運転を計画している。
発電した電力は北米最大の「PJM電力卸売市場」を通じ売電する。豊田通商はPJM向け売電で実績があり、海外電力事業で実績のある丸紅と組み、相互に電力事業のノウハウを補完する。
米国では、原子力発電所の老朽化やシェールガス革命を背景に、発電所の燃料が石炭から天然ガスへ移行。また、電力自由化による卸発電事業者の参入で、卸売市場を使った電力取引が拡大している。