いざ実際乗車してみると、車両内の設備機器はかなり老朽化し、電源コンセントは、A寝台ロイヤルと各車の共用洗面所にしか設置されていないので、スマホなどの充電では不便を感じるでしょう。しかし、21時以降予約なしで利用できる食堂車のパブタイムで一杯飲んだり、6号車の半室ロビーでソファに座って寛いだりなど、寝台列車ならではの楽しみを満喫すれば、忘れられない旅になることは間違いありません。
シーズンオフの平日は、空きがあるようですが、週末や夏休みなどの繁忙期は、1カ月前の指定券発売開始後、人気の客室はすぐに売り切れることも多いようです。
■客室
客室は、価格が高めの「A寝台」と、比較的安価な「B寝台」の2つに大きく分かれています。A寝台には、ロイヤル(1名用個室4室)とツインデラックス(2名用個室8室)の2タイプがありますが、最上級のロイヤルは、ビデオ放送モニター、オーディオやシャワー、トイレを設置。ウェルカムドリンク、モーニングコーヒー、朝刊、アメニティグッズなどのサービスを受けられるほか、「北斗星懐石御膳」の1回目に限り、食堂車ではなくルームサービスで夕食をとることもできます。
またB寝台には、プライバシーが守られた個室タイプ(2人用「デュエット」7室、1人用「ソロ」12室)のほか、個室ではない開放式の2段式B寝台タイプがあります。いずれも同額なので、個室から予約が埋まるようですが、昔ながらの開放式B寝台で見知らぬ旅人同士語らうのも寝台列車ならではの味わいがあって、いいものです。
B寝台の乗客も車内で「シャワーカード」を購入して、共用シャワーを利用することができます。
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