大和ハウス工業本社で展示されるサイバーダインの歩行支援ロボット「HAL(ハル)」(右)、床下点検ロボット「モーグル」(中央)、アザラシ型ロボット「パロ」(左)=8月19日午前11時50分ごろ、大阪市北区(西川博明撮影)【拡大】
また、JR大阪駅前の複合ビル群「グランフロント大阪」(同市北区)などで、ホンダがロボット技術を投入した1人乗り電動一輪車「ユニカブ」を使った実証実験を実施。「住宅内で(ロボットが)どう活用できるかを検証する。早期の事業化に結びつけたい」(積水ハウス幹部)と意気込んでいる。
住宅市場縮小
住宅各社がロボットの事業化を急ぐ背景は、住宅市場が新築を中心に縮小傾向にあり、他の収益源を模索しているためだ。
国土交通省のまとめによると、かつて年間100万戸を超えた新設住宅着工戸数は近年、80万~90万戸台に低下。国による中古・リフォーム市場の育成方針などもあり「将来は年間60万戸に落ち込む」(中堅住宅メーカー首脳)との見方もある。
そんな中、高齢化で介護補助ロボットなどの需要増を見込み、各社は新たな成長産業としてのロボットに期待をかけている。