デジアナ変換が映るテレビには画面の上下で来年3月の終了が告知されている(写真のテレビは地デジ対応)【拡大】
■空いた周波数帯域 試験放送で利用へ
地上デジタル放送は平成15年12月に関東、近畿、中京の3大都市圏で始まり、放送エリアを順次拡大してきた。23年7月には、東日本大震災で被害を受けた宮城、岩手、福島の3県を除いて従来の地上アナログ放送が終了。東北3県も24年3月にデジタル放送への移行が完了した。
関東地方では昨年5年、電波塔が東京タワーから東京スカイツリーに移転した。ただ、移転直前になって想定を上回る10万件以上の受信障害が発覚し、関係機関が対策工事などの対応に追われた。
一方、地デジの難視聴対策として、NHKや民放などでつくるデジタル放送推進協会が22年3月、BSで地上波の番組を同時放送する「衛星セーフティーネット」を開始。来年3月の終了で空いた周波数帯域は、28年の4K、8K試験放送で利用される見通しだ。