健康計測機器メーカーのタニタ(東京都板橋区)は17日、中国のIT大手「Neusoft」傘下で健康管理の情報サービス事業を手掛ける「XIKANG」と提携し、食堂事業や医療・健康機器販売、健康管理サービスを中国で展開すると発表した。カロリーや塩分を抑えたメニューを提供する「タニタ食堂」の海外1号店を22日、遼寧省瀋陽市に本格オープンする。
1号店はNeusoftの本社内にあり、120席を用意。タニタの社員食堂用のレシピをもとに、1食当たり500キロカロリー程度に抑えた和食の日替わり定食を邦貨換算で300円前後で販売する。定食は当面5つだが順次拡充するという。体脂肪率などを測る体組成計を置き、常駐の管理栄養士が来店客に無料で食生活のアドバイスをする。
中国では肥満が社会問題になっており、健康管理サービスの潜在ニーズは高いとみられる。東京都内で会見した谷田千里社長は「1号店で検証して問題点を洗い出した上で、中国での事業計画を策定する」と述べた。