キリン、ヤッホーブルーイングと提携 クラフトビール、製造・販売で協力 (1/3ページ)

2014.9.25 05:50

記者会見で「よなよなエール」を手にするキリンの磯崎社長(右)とヤッホーの井手社長=24日、東京都千代田区

記者会見で「よなよなエール」を手にするキリンの磯崎社長(右)とヤッホーの井手社長=24日、東京都千代田区【拡大】

 キリンビールは24日、クラフトビール最大手のヤッホーブルーイング(長野県軽井沢町)と資本業務提携し、十数億円を出資すると発表した。国内大手とクラフトメーカーの本格提携は初めて。少量生産で素材などにこだわるクラフトビールは若者を中心に人気が高く、両社は製造や販売で協力し、縮小が続くビール市場の活性化を目指す。

 ヤッホーは高級旅館などを展開する星野リゾート(同町)の完全子会社で、1996年設立。看板商品「よなよなエール」などを展開し、売上高はここ5年間で3倍に拡大している。

 販売が急増したことから、ヤッホーが複数の大手ビールに生産委託を打診する中、クラフトビールの強化を目指すキリンとの提携話が進展したという。

 キリンは星野から株式を取得し、第三者割当増資も引き受けて計33.4%を保有する第2位の株主となる。来年から滋賀工場などで製造を受託し、原料調達や物流、商品開発などで協業。独自性を重視して役員は派遣しないが、人事交流を通じて若者へのアピール力が強いヤッホーのマーケティング手法を取り込みたい考えだ。

「『同じ味ばかりでつまらない』という消費者の不満が目立ってきた」

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