近大は企業ノウハウの吸収のため、グローバル企業などとの提携・協業を相次ぎ進める【拡大】
近大が企業との連携・協業を加速して「稼ぐ力」を磨くのは、横ばい状態が続いた18歳人口が4年後から大きく減り始める「2018年問題」があるからだ。大手予備校の代々木ゼミナールが校舎の7割閉鎖を決定するなど、大学の淘汰の時代も現実味を帯びる。
待ったなしの情勢に対し他の大学が生き残りをかけた次の一歩をなかなか踏み出せないなか、近大は、有望な研究成果で最大限に稼ぐため企業の知恵やノウハウを貪欲に吸収し、稼ぐ大学として実績を上げつつある。
近大広報部の世耕石弘部長代理は「企業との連携はグローバルに展開する企業の考え方や風土を学ぶ絶好のチャンス。偏差値に基づく大学の序列をぶっ壊す挑戦とは別に、そことは一線を画した稼ぐ大学のポジションの確立も狙う」と話している。