旭化成は7日、背広などの裏地に使う繊維「ベンベルグ(一般名キュプラ)」の展示スペースを8日に開設すると発表した。東京・神田小川町のビル内の約100平方メートルに約320商品を展示。アパレルや小売り業者との商談に使うほか、服飾関係の学生らの来場も見込む。
開設したのは「ベンベルグ裏地ミュージアム+(プラス)」。綿花の種の周りにある産毛から作るベンベルグは滑りが良く、吸放湿性に優れているため、背広やスカートの裏地として活用されている。
最盛期にはドイツやイタリアなど5社以上が生産していたが、現在は同社だけが供給している。旭化成せんいの高梨利雄社長は7日の記者会見で、「展示を見てもらい、裏地からファッションを考えてもらいたい」と述べた。
入場無料で、事前予約制。電話03・3296・3805。