「マッサン」北海道ロケに同行 大阪編とは違う“夫婦仲”に注目 (4/4ページ)

2014.11.1 17:11

「マッサン」の撮影リハーサルに臨む玉山鉄二さんとシャーロット・ケイト・フォックスさん=北海道余市町

「マッサン」の撮影リハーサルに臨む玉山鉄二さんとシャーロット・ケイト・フォックスさん=北海道余市町【拡大】

  • 「マッサン」の撮影リハーサルに臨む玉山鉄二さんとシャーロット・ケイト・フォックスさん=北海道余市町
  • 「マッサン」の撮影リハーサルで、つまづいたシャーロット・ケイト・フォックスさんを助ける玉山鉄二さん(左)=北海道余市町
  • 「マッサン」の北海道ロケで取材に応じた(左から)螢雪次朗さん、玉山鉄二さん、シャーロット・ケイト・フォックスさん、小池栄子さん、堀井新太さん=北海道余市町
  • 北海道余市町で撮影に臨む主人公の亀山政春役の玉山鉄二さん(左から2人目)とエリーを演じるシャーロット・ケイト・フォックスさん(左端)=23日午後
  • 「マッサン」の北海道ロケに臨む玉山鉄二さん(左)とシャーロット・ケイト・フォックスさん=北海道余市町
  • 「マッサン」に出演する玉山鉄二さん(左)とシャーロット・ケイト・フォックス(平成26年9月4日撮影)

 ドラマ序盤では、「外国人」に対する周囲の戸惑いや反発が丁寧に描かれた。放送1週目は政春の母、早苗(泉ピン子さん)が2人の結婚に大反対。語気を荒らげてエリーを拒んだかと思いきや、泣き落としで説得を試みる泉ピン子さんの演技力と存在感が際立っていた。また、広島から大阪に舞台を移した2週目では、「いいなずけ」の政春の帰りを待ちわびていた優子(相武紗季さん)がエリーに嫌がらせ。みそ汁にしょうゆを入れるといった「いびり」場面も挿入された。その後、2人は仲を深めており、外国人という「新奇さ」と、いびりから和解へという「定番」を絶妙に組み合わせたことがエリーのヒロイン力を増幅させているのかもしれない。

 岡室教授は「玉山鉄二さんのコメディータッチの演技も新鮮で、エリーの存在感を際立たせている。堤真一さんをはじめ、周囲の人物もコミカルに描かれており、テンポの良さが目立っている」と話している。

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