建設大手4社の2014年9月中間連結決算が11日、出そろった。公共工事や民間工事の増加で売上高は全社が増加。受注時採算の向上で大林組と清水建設が増益だった一方、鹿島と大成建設は減益で明暗を分けた。
大林組は売上高と各利益が中間期として過去最高を更新。会見で原田昇三副社長は「土木で前年同期に足を引っ張った大型の不採算工事がなくなり、建築の利益率も回復してきた」と話した。最終利益が過去最高だった清水建設も国内の建築工事で採算が改善したほか、土木の利益率も前年同期を上回った。
一方、鹿島は建築で「一部の大型工事で施工計画や工程計画が想定通りに進まず、追加費用や人件費高騰の影響が生じた」(高野博信専務)のを主因に大幅営業減益となった。大成建設は土木の利益が前年同期に膨らんだ反動で減り、マンション販売子会社の販売減少も響いた。