三菱商、米豚肉加工会社を買収 数億円規模 中西部でブランド展開本格化 (2/2ページ)

2014.11.14 05:48

「インディアナ・キッチン」ブランドのベーコン。三菱商事の米子会社がスーパーなどで販売している

「インディアナ・キッチン」ブランドのベーコン。三菱商事の米子会社がスーパーなどで販売している【拡大】

 世界的な人口増や新興国の経済成長を背景に、大豆などの穀物に加え、水産や畜産も食料資源として争奪戦になっている。米国市場では、昨年9月に中国食肉大手の万洲国際(旧双匯国際)が米豚肉大手スミスフィールド・フーズを巨額買収。今年6月には米食肉大手タイソン・フーズが米加工食品大手ヒルシャー・ブランズを争奪戦の末、巨額買収するなど再編が加速。水面下でも優良加工会社の系列化が進んでおり、三菱商事はクインシーの買収を決めた。

 三菱商事は、世界最大の豚肉市場の中国でも食糧最大手コフコや伊藤ハム、米久と共同で、日本で培った加工ノウハウを武器に豚肉の生産・加工事業に参画。クインシー買収で中国と米国の市場開拓に本腰を入れる。

 大手商社では伊藤忠商事がカナダの養豚・豚肉会社ハイライフに出資しており、畜産事業に乗り出す動きが加速しそうだ。

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