反発招く合理主義
ただ、原田氏の経営手法に対しては、副作用を不安視する声もある。マック時代に持ち株会社と事業会社のトップを兼ねてワンマン体制を築いた原田氏は、業績のV字回復を成し遂げる一方、「あまりに米国的な合理主義」「冷酷」といわれる改革を進めて社内外の反発を招き、「現場力を低下させた」とも批判されているからだ。
原田氏は2004年、米アップルコンピュータ(現アップル)の日本法人社長から、マックのトップへと転身。半額セールの乱発で客の不信を招いていた価格体系を見直し、分かりやすい「100円マック」を導入。さらに、マックカフェ、24時間営業の拡大といった戦略も当たり、11年12月期まで6期連続の営業増益をやってのけた。