株式売却は、ナナピ側から持ちかけた。以前から噂されていたとはいえ、経営順調で、単月黒字を確保している同社の売却に、ベンチャー関係者は改めて驚きの声を上げた。
ナナロク世代やハチイチ世代は、学生時代からネットに慣れ親しみ、消費者目線に立ちやすい分、サービスの開発能力が高いといわれる。だが古川社長は、さらに拡大させるには、経営体力のある大企業の傘下入りした方がいいと感じていた。
■ビジネス通じ社会問題解決
古川社長は学生時代に立ち上げたレンタル掲示板事業を売却したことがあり、売却は今回で2度目だ。今後も一部株式は保有し、社長にもとどまるが、「大きなサービスを作れれば(大企業傘下でも)よく、経営をコントロールしたい気はさほどない」と割り切る。