衝突被害軽減ブレーキの試験を行う富士重工業のレヴォーグ=7月、水戸市内のテストコース(自動車事故対策機構提供)【拡大】
一方、東芝は車載向けLSI「ビスコンティ」の新製品を開発。処理能力を従来の10倍に高めたほか、カラー撮影により、背景と対象物の境界線を感知しやすくし、夜間歩行者を認識する性能を向上させた。2015年1月にサンプル出荷を始め、16年12月から量産する。同社は車載向け半導体で、13年の世界シェアが4%にとどまる。だが、新製品は競合製品に比べ技術的優位性が高いとみており、20年にはシェア30%超を目指す。
車載カメラは現在、後方などを写す駐車支援が中心だが、今後は前方の歩行者などを認識するフロントカメラのほか、サイドミラーを代替するカメラや、運転者の視線の動きをとらえる車内カメラなどが搭載される可能性がある。