楽天は15日、スマートフォンやタブレット端末でクレジットカードの決済業務ができる事業者向けサービス「楽天スマートペイ」で、ICカード対応のカード読み取り機を発売した。ICカードは従来の磁気カードに比べ偽造が難しく、政府は2020年までの完全移行を促す目標を掲げている。楽天は事業者のニーズが今後高まると判断、スマホ連携の読み取り機としては国内で初めてICカード対応の端末提供を始めた。
楽天と共同で新端末を発表したカード大手のVISA日本法人によると、日本は欧州などに比べICカードの普及が遅く、偽造被害が集中している。そのため来年10月に日本国内の取引についても規約を変更し、IC非対応のカード読み取り機が原因で被害を受けた場合は、発行会社でなく加盟店側が損害を負担する仕組みに変える。
新端末は4桁の暗証番号で利用者認証する方式で、税込7980円。楽天スマートペイは既存端末の更新も促しつつ、加盟100万店を目指す。