ランニングやレースサイクリング中の心拍数を着ているだけで測定でき、その情報はクラウドに蓄積される。機能素材を使用したアスリートのためのウエア型デバイスが登場した。
スポーツ用品大手のゴールドウイン(東京都渋谷区)は19日、着用するだけで心拍数や心電波形などの生体情報を取得できる機能素材「hitoe」を活用したウエア型のトレーニングデータ計測用デバイス「C3fit IN-pulse(スリーフィット インパルス)」シリーズと専用のトランスミッター「hitoe トランスミッター 01」の販売を直営店7店舗とGOLDWIN WEB STOREで開始した。
NTTドコモ(東京都千代田区)がフィットネスアプリの最大手Runtastic社と共同開発したトレーニング支援サービス「Runtastic for docomo」を活用すれば、戦略的なレース運びや効果的なトレーニング法の研究に役立てることも可能だ。