再建の柱は、全体の業務費用を削減し売上高が下がっても利益が出る構造にすることだ。このため世界に13カ所ある営業組織の再編を検討。商品モデル数も「もう少し整理する必要がある」と話した。十時氏は就任直後、幹部に「15年度中に構造改革を終える」と決意を述べたという。再建への具体策については来年2月をめどに発表する。
新商品開発は効率化した上で引き続き注力する方針だ。「付加価値のあるものを出すことが重要。もう一回、ソニーの研究開発と連携し新技術を商品に入れていくことを丁寧にやっていきたい」。戦線を縮小しながらも「ソニーらしい」斬新な商品を投入し、スマホ事業に力を取り戻せるか、十時氏の手腕が問われる。