ローカル「水間鉄道」生き残りへあの手この手 市が肩入れする理由とは? (4/6ページ)

2014.12.28 17:15

経営難からの再生を目指す水間鉄道=大阪府貝塚市

経営難からの再生を目指す水間鉄道=大阪府貝塚市【拡大】

  • 利用者増に向けて発売された「プレミアム1dayチケット」
  • 水間鉄道再生のPTを統括する波多野真樹副市長

 水間鉄道では、電車の先頭に取り付ける円盤形ヘッドマークに、結婚や誕生祝いなどのメッセージを自由に書ける「オリジナルヘッドマーク」を1枚1万円で販売したり、枕木に10文字以内を記入できる枕木オーナー権(1件5000円、受け付け終了)を発売したりと知恵を絞っているが、経営環境は厳しいままだ。

 そこで地元の市が支援に名乗りをあげた。

 市をあげて支援

 市では今年7月、水間鉄道の再生に向け、「水間鉄道活性化・再生プロジェクトチーム」(PT)を発足させた。

 市が支援に乗り出さなければならない理由とは何か-。

 「水間鉄道経営悪化の最大の要因はバブル経済に踊ったことだ」

 国土交通省から市に出向し、PTを統括する波多野真樹副市長は、経営難に陥った水間鉄道自身の責任を指摘しながらも、こう説明する。

「市民みんなで支える仕組みづくりを具体的に進めてほしい」と激励

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