「ウオーターサーバーの中には空気が入っている。水を注ぐときに泡がブクブクと上に上がっているのがその証拠だ。空気が入っているということは、バクテリアが繁殖するということ。また、ボトリングされた水は、環境に負荷が高い。作るために石油や化学薬品を使っているし、リサイクルも十分にできていない。水を運ぶのにも輸送費がかかる。フィルターで濾過するタイプの浄水器はさらに危険だ。フィルターを通した水は味を良くするために、除菌効果のある塩素を取り除いている。そのため、水は無防備で、バクテリアなどが繁殖しやすい状況になってしまう。バクテリアの繁殖を抑えるためには、水を5度以下に保つ必要がある。常温のまま置いておいたら、ものすごい数のバクテリアが繁殖してしまう」
◆自社で全製品生産
Waterlogicでもう一つこだわっているのが、製品を全て自社で生産するということ。特に業務用のウオーターサーバーでは、製品の生産をあるメーカーに一括で委託して、完成した製品を買い取り、その後自社の製品として販売するメーカーも多いが、Waterlogicでは、製品の開発から生産、販売、アフターサービスまで一貫して自社で行っている。
「OEM(相手先ブランドによる生産)の製品を管理するというのは、非常に難しいし、特にWaterlogicの浄水器はUV-Cライトを用いた技術に世界特許を取得している。自分達でそれを管理、生産していくということにプライオリティーをおいている」
Waterlogicは、その清潔性や、水道水を使えるというコストパフォーマンスの良さで、業務用のウオーターサーバーで高い評価を得た。現在同社の製品は世界50カ国以上の国で使われており、米国、オーストラリア、ノルウェー、スウェーデン、ドイツ、イギリスではマーケットリーダーとして市場を牽引(けんいん)しているという。