「業務用で結果を残してきたが、今後は家庭向けの製品も本格的に取り組んでいく。中でも我々が最も力を入れているのが日本でも発売しているEdgeという製品だ。卓上やキッチンカウンターに置けるサイズを実現しながら、核となる技術Firewallを搭載している。デザインもドイツの著名なデザイナーに依頼しており、自信がある。日本円で約8万円と高額な製品ではあるが、水を買うという手間から解放されて、いつでも安全でおいしい水が飲めるという利点がある」
Edgeでは、高性能のカーボンフィルターを使い水を濾過、その後Firewallを通すことで、バクテリアを除去する。特にこだわっているのが、水を出すノズルの部分までUVライトを備えているということ。中で水をいくらキレイにしても、ノズルの部分が汚染されていると、意味がないという。
Waterlogicのスタッフとして働く微生物学者のDr.Yuning Wang氏は「水の中に何らかのバクテリアがいるのは普通のことですし、バクテリアがいたとしても、人間の健康にすぐ影響があるわけではありません。ただし、どのバクテリアが身体に影響があるのか、どの水にバクテリアがたくさんいるのか、目で確認することはできません。だから、全てのバクテリアを取り除くのです」と語る。